過去インターン生の実績集

目次

目標設定をしたら、ひたすら試してみる。最初の設定に固執しすぎはNG。

弊社では、ここ数年で約60名のインターン生が在籍していました。(現在は10名程度)
圧倒的に成長 / 実績を残している人に、“何らかの共通点があるのではないか?”という前提の下、分析・本人へのヒアリングを実行したところ、いくつかの共通点が浮かんできました。

彼等が扱っていた商品やサービスは全く異なるものの、取組自体の過程や結果には類似点が多く、参考までに下記のように纏めてみました。

共通事項

取組初期

撤退期限を明確にしていること。
時間的制約いわゆるタイムプレッシャーをかけることで必要な情報を取りに行く姿勢が見られる。
その中で、経営者や周囲と行動する時間を割き、思考やノウハウをどんどん盗む、吸収する、実行する。

また対象商品・サービス・顧客層など現状分析は、ネット上で調べた情報プラス必ず現地に赴いて現状を自分の眼で確認したり、事業者や関係者にヒアリングしたり、お客様にインタビューするなどをしていた。
その際には、自身の思い込み、固定概念やフィルターを除去する創意工夫が見られる。
同時に、周囲の関係者にプロジェクト内容を話すことで、ターゲットとする顧客層がどの辺りに存在するかを常に確認していた。

アプローチ

調査・分析→仮説→テスト→振り返り→実行を繰り返す。
その中でも調査・分析にそこまで時間を掛けず、リアルな市場で早くテストすることを心掛け、テストの結果から学びまくる。机上の論理だけでなく、実際の顧客から学ばせてもらうのだ。
PDCA(*1)を回す上で、Check(検証・評価)の部分を大切にし、次のAction(実行)に結びつけていた。
特に顧客体験を創出する事業においては、体験中や体験後のお客様の表情や発言を明確に構想・イメージし、カスタマージャーニー(*2)を意識している。

結果

ほとんどのケースで、PDCAサイクルのDo(モニターやテストマーケティング・1回目実行)では不甲斐ない結果や辛く厳しい経験をしている。
しかしそのような経験が早めにできたことで、「何ができて何ができないのか?」ということが明確になり、やるべきことが洗い出しされていた。
そしてお客様への提供価値が明確になっていき、誰がどのように価値を感じてくれるかも分かるようになった。

学んだ教訓

新規事業や事業開発においては、Quick & Dirty(クイックアンドダーティー)が非常に大切だ。
実行したことでうまくいかなかったことを『発見・学び』と捉えていた。
市場へ価値をどのように提供できるかは、市場に投げてみて初めて分かることが多い。そしてほとんどの場合、低予算で進める方が撤退しやすく泥沼にハマりにくい。

調査や分析に時間を掛けて成功すると思っている人は多いが、まず向いていない。そして失敗を恐れる人も向いていない。
変化が激しい時代に柔軟に顧客価値を考えることができる人が新規事業に向いていることがわかった。

*1:PDCAサイクルとは
Plan / Do / Check / Actionの計画と実行をひたすら繰り返すこと。
*2:カスタマージャーニーとは

実績を残した商品やサービスは、「言われてみれば!」というものばかり

実際に、彼らからどのようなサービスが生まれたのか、下記します。

・外国人に日本酒の歴史文化体験を伝える、「Sake Tasting at Takayama」

・インバウンド向けグループのオリジナルツアー

・震災遺構浪江町立請戸小学校のホームページ制作また外国人向け情報発信受託事業

・ファミリー層を虜にした「ハイカラぶね」

どれも面白そうですね。
詳細は別途記事で記載していく予定です。

地域にある素材を活かすことで、十分に提供価値を作り出せる
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3.11の震災当時から手付かずのままの民家。ここから当事者意識が芽生える。
屋形船という資源を活用し、従来とは全く異なる新規顧客層を開拓
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