地方創生のトレンド!ふるさと名品オブザイヤーって何?

合掌ホールディングスは、白川郷の冬のライトアップイベントで、村がそれまで抱えていた問題を斬新な方法で解決し、2019年度「ふるさと名品オブザイヤー」の地域創生大賞を受賞しました。

今回はこのふるさと名品オブザイヤーがどのような賞なのか、見ていこうと思います。

目次

ふるさと名品オブザイヤーって何?

ふるさと名品オブザイヤーとは、地域の将来を担う名品や、それを支える取り組みを行った民間企業を表彰する制度です。

地域の新たなチャレンジを多くの人に知ってもらうことで、「地域のファン化」を支援することを目的としています。

この制度は内閣府や農林水産省の後援も得ていて、多くの地域の活性化に繋げています。

名品などの「モノ部門」と、取り組みや活動の「コト部門」のそれぞれに地方創生賞があり、そしてそれぞれの最高位が地方創生大賞です。

(公式サイトはこちら

白川郷のどこが評価されたのか

2019年度、白川村が「白川郷・超人気イベントの完全予約制の設計・導入で地方の悩みを一掃」したことが評価され、交流コンテンツ部門(現・コト部門)で地域創生大賞を受賞しました。

白川郷は今も残る日本の原風景として世界遺産に登録されたことをきっかけに注目され、国内外から多くの観光客が訪れるようになりました。

しかし注目度が高い一方で受入体制が整わなかったため現場が混乱してしまうというオーバーツーリズムに悩まされていました。

そこで2019年から完全予約制と入場有償化という仕組みをつくることで観光客も地元の人もそれまでより満足度の高いイベントを実施することができました。(具体的な功績はこちら)

そしてこの取り組みが、地域に合った制度設計による地域住民と観光客の共存を目指す画期的な取り組みであったと高く評価され、受賞に至ったのです。

(2019年冬のライトアップイベントの様子)

ほかの事例

2015年度からはじまったこの取り組みは、これまでに多くの地域の名品や取り組みにスポットライトを当ててきました。

白川郷のほかにはどのような取り組みが注目されているのでしょうか。

tsu tsu mi

宮城県伊具郡丸森町で休眠資源を活用したミツロウラップ『tsu tsu mi』は2019年にモノ部門で地方創生大賞を受賞しました。

養蜂の副産物として出るミツロウの在庫が年々増えてしまうという課題を解決するために、綿100%の布にミツロウをしみこませてつくられたのがこのミツロウラップです。

洗って繰り返し使うことができる上に、形状記憶するので包むだけでなく器として使えるなど利便性が高い点が特徴です。

デザインも豊富にあり、使ってみたいとわくわくした気持ちを掻き立てます。

エコ活動に誰でも簡単に参加でき、社会的価値の高い商品としても注目を集めています。

(tsu tsu miの公式サイト)

UDON HOUSE

うどん県には、ここでしか味わえない讃岐うどんの食文化が根付きます。UDON HOUSEは、そんな地域に根付く文化を観光客の方に体験してもらいたいと2018年にオープンしました。

築70〜80年の古民家をリノベーションした宿泊施設ですが、宿泊者は必ず「うどんクラス」を受講し、うどん作り・農園ツアー・出汁飲み比べを楽しんだり、地元ならではのうどん屋さんを巡ったりします。

海外旅行客をメインターゲットにしていますが、地元向けにも積極的にイベントを実施しており、地域一体となってうどん文化を盛り上げようとしています。

この施設は、スタッフだけでなく農園の人や地域の人など多くの人が協力してつくられました。

そこで、2018年に「UDON HOUSEを立ち上げた人々」としてヒト部門(今年度この部門はありません)の地域創生大賞を受賞しました。

(UDON HOUSEの公式サイト)

地方を盛り上げるための活動は様々な角度から取り組まれていることがわかりますね。

実際に愛着がある地域の取り組みを調べたり、新たに考えてみると面白いと思います。

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